東京都足立区「舎人」・・・なんて読むの?
こんにちは。カリモク特約店 川口オフィスの大泉です。
川口オフィスと名にある通り、埼玉県川口市にてお仕事させていただいてますが、今回は、ほぼ隣町の東京都足立区舎人のお話です。
「舎人」・・・知らないで読める人は、まずいないかと思いますが、「とねり」と読みます。1丁目から6丁目まであります。また、東京都23区の町では最北端に位置しております。
舎人とは、皇族や身分の高い人に支える人の事です。地名の由来としては、諸説ありますが、
①戦国時代に舎人氏が住んでいたことから地名になった説
②隣町の入谷にある源証寺所蔵の「太子堂縁起」に記される、舎人村の村名に基づく説で、聖徳太子が身分を隠して関東を巡行していた時に命名したという説
③小石の多い痩せ地を表す「トネ」(石根)と、入谷や谷の奥を表す「イリ」を合わせた「トネイリ」に由来するという説
などが昔から言い伝えられております。
もともとこの地域の舎人町は、1870年代はじめに、埼玉県に編入されたそうですが、1875年に東京府に再編入されたそうです。
ちなみに1932年10月1日に南足立郡が東京市足立区となり、その後東京都足立区舎人という地名になったそうです。
足立区といえば「下町」のイメージが強いですが、足立区の環状7号線より北側は、「日暮里・舎人ライナー」の開通後に発展した新興地域で、静かな住宅街です。
「日暮里・舎人ライナー」は、東京都荒川区と足立区を結ぶ、東京都交通局が運営する案内軌条式鉄道(ゴムタイヤで走行する交通機関)になります。
9.7㎞・13駅を結んでいます。
「日暮里・舎人ライナー」は、5両編成ですが、コンピューター制御による自動運転のため、運転手さん・車掌さんがいません。だから、一番前か一番後ろに陣取ると真正面の風景が素晴らしいです。
基本的には、通勤目的を主としているため、朝・夕は混雑しますが、昼間時などはゆったり外の風景を眺めながら、ホッとできる空間を醸し出してくれます。
電車内の椅子も1人掛けとベンチシートになっており、ゆったり気分でくつろげます。また、全体的に窓が広いですので解放感を楽しんでいただけます。
興味を持たれた方は、是非9.7㎞の旅を楽しんでください。
始発駅「日暮里駅」はJR日暮里駅と併設しており、そこから13駅です。途中、西新井大師や舎人公園などの足立区の名所もございます。また、終点「見沼代親水公園駅」は、東京都23区最北端の駅になります。
特に天気の良い日には、おすすめです。遊びに来てください。