「手ぬぐい」の機能美
こんにちは。カリモク特約店エーアイディーの早坂です。
始まりは、三重県のレジャー施設でいただいた一枚。
1980年代のこと。
真夏の炎天下、麦わら帽子にビーチサンダル。
そして首から濡れタオルと麦茶の入った水筒。
そんな出で立ちで行ったり来たり。
とあるブースでいただいたノベルティーは、「手ぬぐい」でした。
「こんなもん、じーさんのアイテムだろ・・・」とディパック(古いですね)に入れました。
麦わら帽子の中、頭に巻いたバンダナを替えようと背中のディパックからタオルを出そうと目に留まったのが、先ほどいただいた「手ぬぐい」。
顔と頭をゴシゴシ拭いたら、とりあえず拭けるけど汗はあまり吸わない。そりゃそうですよね、新品ですから。
トイレの洗面台で軽く洗って、頭や首を拭いたら気持ちいい。
ディパックに引っ掛け、干したら乾くの早い。
試しに、水に濡らして首に巻いたら冷たくて気持ちいい。
何だコレ。
手ぬぐい。
約35センチ×約90センチの布
両端は、切りっぱなし。
タオルのようにかさばらない。
持ち運び便利。
凍ったペットボトルを巻くのも程よい大きさ。
保冷剤を包んで、体を冷やすこともできる。
重いものを入れたバックの持ち手に巻けば手もいたくない。
鞄の無い時、本を何冊かまとめるのも便利。
いざとなれば、切って紐のようにもできる。
綿100%なので、地球にもやさしい。
ふと温泉に立ち寄っても、タオルが無くても大丈夫。
スーツのポケットにも、手ぬぐい。
エコバックは忘れても、手ぬぐいは、持っています。
私の中のエコロジー。
いろんな絵や模様が楽しめて、場所も取らない。
ここ数年のお気に入りは、「若冲」と「鳥獣戯画」。
何度も行方不明になった「若冲の虎」は、現在手元に2枚。
「若冲のどくろ」も、使用頻度高いのでだいぶ色褪せました。
いい味出してる。と自画自賛です。
機能美とはちょっと違うのかもしれませんが、
実用品の美しさを感じます。
流行りのキャラものは、ご免ですが、この先も
手ぬぐいライフを続けて参ります。
※アイロンがけをして写真を撮りました。
普段は、アイロンがけすると吸水性が落ちるので、
洗いざらしで使っております(笑)。