【カーテンかけ替え】外庭の緑を取り込む

かけ替えのご依頼。

現状は濃いブラウンのドレープ、シンプルな刺繍のレースをお使い。

今回は「思い切って華やかにしたい」というご希望がありご提案させて頂きました。

カーテンレールは既存のものを使用。ご自宅は外周を取り囲んだ、趣味のガーデニングによる草花が印象的なお宅です。

カーテンフェア中のご依頼だったこともあり、ショールームにて打ち合わせを行いました。

ご覧頂いた縫製サンプルからお客様が最初に選ばれたのがフジエテキスタイルのシャインフォレスト(FA1603)。

透け感のあるレースは葉のモチーフ越しに、外庭のグリーンを楽しむことができます。

ドレープは同社のヤム(FA2070)でご提案。

レースのデザインを邪魔しないシンプルな無地を3色お選び頂き、1枚のボーダーカーテンに仕上げています。この生地は色バリエーションも多く、お決め頂いたブルーの他、ピンク、グリーンなどもご検討頂きました。

縫製はお使いのカーテンの1.5倍から2倍3つ山にすることで、より豊かなドレープがでています。

深いドレープは外からの視線を遮るのにも効果的です。

カーテン選びにおいて透けることはデメリットになりがちですが、遮蔽性のみに固執せず、外部の環境を考慮した上で、良い部分を上手く室内に取り込むことで一層楽しい演出が可能です。

お客さま：ブラウン基調の今までの雰囲気から、印象が変わりとても満足されていました。

当初はブルーが寒々しくならないかと心配されていましたが、実際はそのような感じはなく、とてもさわやかな印象でした。

様々な花が咲く頃にはもっと窓辺が華やぐと思います。