愛知県半田市の「赤レンガ建物」
こんにちは。
カリモク特約店エーアイディー小牧オフィスの小山です。
今回は、私の通期途中にある、愛知県半田市の「赤レンガ建物」をご紹介します。
赤レンガと言えば「横浜赤レンガ倉庫」が有名ですが、設計は共に明治の建築界の3巨匠のひとり、妻木頼黄(つまき よりなか)によるもの。
国の登録有形文化財として登録されています。
1898年に「カブトビール」の製造工場として誕生しました(横浜より古い)。この地方都市から、果敢に大手ビールに挑んだそうです。
住宅展示場が隣接している、
何とも言えないロケーション・・・。
太平洋戦争時には飛行機製作所の倉庫だったこともあり、壁には砲撃の跡が・・・
レンガの積み方には、イギリス積みとフランス積みがあり、この建物はイギリス積み。強度が強く、大規模構造物に向いているとか。
工法も独自のもので、耐火や耐震設計をはじめ、中空構造や多重アーチといった技法で、建物内の温度を一定に保ち、ビールの貯蔵に適した構造だとか。
中に入ると、前身の「丸三ビール」誕生から、当時の宣伝広告、太平洋戦争により工場閉鎖、そして幻のビールが復刻されるまでの歴史が展示されています。
復刻した「カブトビール」を堪能できるカフェ&ビアホールも併設、カリモクのコロニアルシリーズが良く似合います。
お土産用も販売されています。左が大正、右が明治。
お近くに寄られた際は、是非立ち寄ってみてください!
(夜の方がライトアップされて綺麗かも・・)
赤レンガ建物と共通観覧券で入館できる、「新美南吉記念館」も近くにあります。
近いと言っても車で7~8分かかります・・・。
「ごんぎつね」の世界でほっこりされたい方は、こちらもどうぞ。