鎌倉の鳥居 – カリモクグループ エーアイディー

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公開日:2021/07/23 最終更新日:2023/11/26

鎌倉の鳥居

こんにちは。

カリモク特約店エーアイディー

新横浜オフィスの峰原です。

 

今回は、鎌倉鶴岡八幡宮の

「鳥居」についてお伝えしたいと思います。

ここは、鎌倉鶴岡八幡宮。

三つの鳥居が存在します。

 

海に向かって、

手前から三の鳥居

駅前の二の鳥居、

石造りの一の鳥居

です。

 

まず、

こちらが三の鳥居

鶴岡八幡宮前の交差点にあります。

 

そして、

二の鳥居

鎌倉警察署前にあります。

段葛(だんかずら・・・鶴岡八幡宮への参道の呼び名)

が始まるところがニノ鳥居で、三の鳥居まで続きます。

4年前に桜が植え替えられいて、桜の名所です。

 

そして、

一の鳥居です。

由比ヶ浜から若宮大路を鎌倉駅方面に600m程入ったところにあります。

一番海側にある鳥居です。

言い方を変えると、

一番南にある鳥居になります。

江戸時代に木質より石造へ建て替えられました。

 

石造り前の木造「一の鳥居」跡が、

1990年発見されました。

柱直径がなんと、1.6ⅿ

現在の石造りより1.7倍あったそうです。

 

鶴岡八幡宮が建てられた1180年以来、

最も南側の大鳥居が「浜の大鳥居」と呼ばれ、

何度か再建しているようです。

 

「浜の大鳥居」

というくらいですから、

かつては、

海上にあったのでは?

という説があります。

 

しかし、

明確な海上鳥居の文献はなく、

海上から見える鳥居のことを

「浜の大鳥居」と呼んでいたのが通説です。

 

しかし、

私は信じたい。

かつては、この海のどこかに、

厳島神社のような海上鳥居があったことを。。。

 

そこで、私、少し調べました。

 

海上鳥居について明治35年初版の「鎌倉大観」の文面に

「滑川の口、若宮小路の正面の海中に鳥居があった。」

と記載がありました。

 

さらに、室町時代の僧侶がつずった「廻国雑記」に、

「朽ち残る鳥居の柱顕れて由比ガ浜辺りに立てる白波」

の句などが残ってるようです。

 

時系列で考えても、

有名な厳島神社の海上神殿は、1168年に建設されています。

鶴岡八幡宮の建立は1180年です。

12年差です。近いです。

 

以上のことから、

海上鳥居が由比ガ浜にあったのではないか!

  

海水に侵食されるので、

継続維持の費用が出来なかっただけではないのか???

  

と信じながら、

由比ガ浜を眺めて、

心の目で海上鳥居を浮かびあがらせるのでした。

みなさまも、

機会があれば立ち寄ってみてください。

そして、鳥居を探してみてください。