しずおかの世界一長い木造歩道橋
こんにちは。
カリモク特約店エーアイディー
静岡オフィスの八木です。
静岡県の名所:今回はギネスに認定された〝蓬莱橋(ほうらいばし)”を紹介します。
橋の下を流れる大井川は江戸時代、屈指の難所とされ「箱根八里は馬でも越すが越すに越されぬ大井川」と詠われた有名な川です。
「大井川(おおいがわ)」といえばSLの走る大井川鉄道でも有名です。大井川鉄道株式会社は、全国的に廃止された蒸気機関車 (SL) が金谷 – 千頭駅間39.5kmを走る鉄道なので、行かれた方もいらっしゃると思います。私も子供と一緒に「アンパンマン」のSL号に乗ったことがあります。
話を橋に戻します。
まずは、橋が作られた理由をご説明いたします。江戸時代に徳川慶喜を護衛していた幕臣が、大政奉還で職を失い、大井川右岸の牧之原(まきのはら:地名)を開拓してお茶づくりを始めました。そのお茶づくりに必要な運搬手段の農道として、今から142年前の明治時代に架けられたようです。
この橋はかつて時代劇によく登場しておりましたが、江戸時代にはまだ存在しておりませんでした。
また、あの演歌の巨匠 山本譲二さんが2012年に「蓬莱橋」をリリース!当時、地元がひそかに沸いたこともお伝えしておきます。
さらに!冒頭にも申し上げましたが、この「蓬莱橋」は、脚橋部分以外が全て木造のため、1997年「世界一長い木造歩道橋」としてギネスに認定されました。
全長は897.4mの長さの語呂合わせから、「8(や)9(く)7(な)4(し)=厄なし」として、また「長い木の橋=長生きの橋」として、長寿で縁起が良いとして人気があります。通行幅は2.4m、通行できるのは歩行者と自転車のみで通行には料金が必要です。(大人・自転車100円・子供10円)
私どもエーアイディーがインテリアの接客販売をしている「カリモク家具 静岡ショールーム」から西へ約35km、車で1時間弱の場所にございます。静岡ショールームにお越しのお客様には、ぜひ足を延ばして立ち寄っていただきたい、静岡県が誇る世界一の名所です。