ヨコハマ・ホンキートンク・ブルース
みなさん、こんにちは。カリモク特約店エーアイディー、お台場担当の峰原です。
今回は、いつも電車で乗換している「東神奈川駅」から海方向へ歩いて10分ちょっと、横浜の瑞穂埠頭あたりへ行って見ました。通常は足を踏み入れない地域で、たまに車で通り抜ける位の場所です。
瑞穂ふ頭は大正14年(1925)に着工、昭和20年(1945)に完成しましたが、戦後、駐留軍の接収を受け、講和条約の発効後は日本の提供施設として米軍が使用しています。現在も7バース(総延長:1,259m)が在日米陸軍によって使用され、通称「ノース・ピア」と呼ばれています。
平成8年(1996)から「ノース・ピア」隣接地に新たな埋め立てを行い、平成15年(2003)3月に砂や砂利などの建設用資材を中心に取り扱う新たな公共ふ頭として供用を開始しました。横浜港のどこからでも見える「大風車<風力発電所>」は、この瑞穂ふ頭にあります。また、鈴繁ふ頭と呼ばれる民間ふ頭も含んでいます。
埠頭への橋のたもとにある、米兵相手の色濃く残るバーで、ドラマなどでご覧になったことがあるかと思います。
朝鮮戦争直後の1954年(昭和29年)にオープン。酒1杯ごとに現金払は今も変わりないようです。
「みなとみらい」を対岸に。横浜駅はその手前に位置した横浜港ノースピアの一角にアメリカ領土があります。
以前は、横浜港一帯に臨港線と貨物駅を張り巡らせて、横浜市内に発着する貨物、船舶と連絡する貨物の取り扱いを行っていにつながっていた、貨物専用の高島線です。
歴史を感じる港倉庫街に「三井倉庫」の建物が並ぶ一帯があります。三井グループの三井倉庫ロゴの「丸に井桁の三」が存在感を放つレトロな場所です。先ほど紹介したバーの1年前に作られたようです。
久しぶりに、このあたりに来てみました。現金払いでお酒を楽しんだ記憶はあるのですが、二つのバーの内どっちの店に入ったか覚えていません。
カウンターに松田優作が座っていて、グラスを傾けていそうなバーです。流れている音楽は、「ヨコハマ・ホンキートンク・ブルース」が似合うかな?
みなさんも、一度店のドアを開けてみてはいかがですか?横浜を感じていただけると思います。