SDGsを考えよう!「目標2/飢餓をゼロに」
飢餓を終わらせ、食糧安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
こんにちは、本社の西崎です。
突然ですが、質問です。
あなたは毎日の食事で、いつも食べ残しをしますか?
このような質問をすると「たまに食べきれなくなる時もあるけど、毎日残すようなことはしてません」、そんな答えがたくさん聞こえてきそうですね。
ここからは現実のお話です。
日本において、まだ食べられるのに捨てられてしまう、廃棄される食べ物の量は1年間に600万トンにもおよぶそうです。
600万トンという量は…
仮に、私たち国民全員、一人ひとりが、毎日1個のおにぎりを捨てていくとすると、その総量が年間600万トンになるそうです。
あなた自身が食べ残しをしていないとしても、この600万トンを自分事として考えた場合、あなたが毎日1個のおにぎりを捨てているのと同じだけの食べ物が日本では廃棄されています。
これが現実です。
豊富に食料があるのにも関わらず、世界では多くの人々が飢餓で苦しんでいます。日常的に飢餓に苦しんでいる人が世界で6.9億人います。そのうち、5歳未満の子供の4人に1人は栄養不足です。飢餓をゼロに取り組むことは、雇用や教育のことなど未来のことにもつながるため、とても重要なことであるといえます。
「飢餓をゼロに」を達成するために私たちでもできる事を調べてみました。
(1)TABLE FOR TWO
この活動に参加する飲食店で食事をすると代金からアフリカの給食1食分に相当する20円がTABLE FOR TWOを通じて寄付されます。
(2)ワールド・ビジョン・ジャパン
ワールド・ビジョン・ジャパンは困難に直面する子どもたちのために活動する世界最大級の子ども支援専門のNGOです。チャイルド・スポンサーシップ活動などの支援を行っています。
(3)TABETE
TABETEは食品ロスを削減するフードシェアリングサービスです。
会員登録をすることで、TABETE参加店において、まだ食べられるのに売り切るのが難しそうな商品がでた場合に「レスキュー通知」を受け取ることができます。
店頭値引き前に、登録者へ優先的に情報が入ります。食品ロス削減のための活動に参加しながら、家計にも優しい。わが家でも利用しています。
畑を作るための”森林伐採”も環境破壊にもつながり飢餓の原因のひとつになっています。飢餓の根本的な解決には、国レベルでの協力も不可欠であり、先進国が持続可能な農業を支援して、公正な貿易が行われるようにすることも必要なことです。
まずは、個人ができることを実践して、SDGs/2030年目標達成を目指し、私たちも協力していきましょう。